今日は避難訓練をしました。
火災を想定しての避難訓練でしたが、
今年度、最後の避難訓練ということもあって、
今まで、行ってきた避難訓練の内容をしっかりと思いだしてもらい、
火事のときのお約束の「お・は・し」を復習したあと、
手作りの消化器を使って火を消す体験や、避難の練習もしました。
まずは「お・は・し」について復習すると、
大きい子どもたちは、「先生、知ってる~!」
「押さない・しゃべらない・やろ~!」と答えてくれましたが、
「“は” は何かな~?」と質問すると、
「う~ん・・・?」と、もう少し!というところまでは
理解できていましたが、その先が言えずに止まってしまっていました。
「“は” は、“はしらない”の“は”だよ~!」と説明すると、
「そうやったー!」と思い出すことができ、
この1年間でしっかりと学ぶことが出来たのではないでしょうか。
また、小さい子どもたちも、大きい子どもたちに続いて
しっかりと答えてくれていましたよ。
口に出して、答えるのは難しいようですが「お・は・し」の
「押さない・走らない・しゃべらない」の意味は
理解できているように見受けられました。
続いて、避難練習ですが、
初めて避難訓練をした4月のときは、
分からず泣いてしまったり、
固まって動けなくなってしまったりしていましたが、
今回の避難訓練では、先生の話をしっかり聞き、
自分で靴を履くことができる子どもたちも増え、
少しずつですが、理解できているように感じられました。
大きい子どもたちも小さい子どもたちに
「大丈夫だよ!」と声をかけ、
成長を感じられる一面もみることができました。
毎月行っている避難訓練ですが、
少しずつ身についてきているようで、とてもうれしく感じます。
何も起こらないことが一番良いのですが、
何かあったとき、この避難訓練が役に立つよう、
また来年度からも、新しいお友達と一緒に実践していきたいと思います。