一月はお正月の伝承あそびの一つとして,
『けん玉』を手作りしてみました。
伝承あそびとは昔から子ども達に親しまれてきた遊びのことをいいます。
子ども達にとってテレビゲームやその他の電子メディアとの
関わりが増えた現代では触れ合う機会が減ってきています。
また、核家族のご家庭が増えて、
おじいちゃんおばあちゃんの時代のおもちゃや
遊び方がお孫さん達に受け継いでいかれることも少なくなっていますね。
今年は特に新型コロナの影響もあり、
年末年始の帰省も難しかったご家庭が多かったと思いますが、
子ども達にお正月あそびの楽しさを知ってもらいたいと思い、
子ども達と一緒にけん玉の手作りおもちゃを作りました😊
今回は紙コップを2つ使い底を張り合わせ、
けん玉の玉を毛糸のボンボンで代用します。
保育士が作った見本を見ると、すぐに「あ!けん玉や〜」と
分かっている子ども達もいて、
紙コップを見本と同じように積み上げていましたよ。
中には紙コップを同じ向きで積み上げて、
そのまま重なってしまい「あれ?なんでなん?」と
不思議そうな子どもたちも😊💦
次に、保育士があらかじめ作っておいた毛糸のボンボンを手渡すと、
手で触り「ふわっふわ〜♩」と気持ち良い
感触に喜んでくれていました🎵
最後に、張り合わせた紙コップにボンボンの玉を付けて、
けん玉の形になったものに、
自分だけの手作りおもちゃとして飾り付けをします😊✨
今、年齢の大きい子ども達の製作の中で、
“ハサミ“という文房具を使う機会を増やしていきたいと思っています。
正しい持ち方、使い方を知れば子ども達の製作の幅が広がる文房具です。
今回は細長い画用紙を使いハサミを一回だけ動かして、
切っていけるようにしました。
ハサミの穴に入れる指や動かし方を伝えると、
すぐに切れる子ども達が多かったです。
しかし、画用紙とハサミを垂直に切るのがなかなか難しく、
苦戦している子どもたちもいて、
最初は画用紙を持つ手に保育士が手を添えて行いました。
刃物は危ないという危険性やハサミを使う上での
ルールをしっかりと子ども達に伝えていきながら、
今後も少人数ずつ保育士と一緒に練習していきます😊
そして、細かくなった画用紙をのり貼りして、
飾り付けをして手作りけん玉の完成です。
完成するなり「遊んでもいい〜?」
「はよ、遊びたい〜」と遊び出す子ども達。
自分で作った自分だけの手作りおもちゃに大喜びで遊んでいました😊
また、お家にも持ち帰るので子ども達と一緒に遊んでみてくださいね。